本当に参考になったわ
なんかさあ、部下から慕われてないんだよなあ、
すごく表面的な感じが否めないんだよなあ・・・
それって管理職の人間としてはちょっと淋しいんだよなあ・・・
では為政の1番目を見ることにしよう
前書き
もしあなたが管理職の人や、人を使う立場の人だったなら、
どういうふうに部下の人と接したら良いのだろうか?
原文
まずは原文を見ていきましょう。
為政1
子曰く、政をなすに徳を以ってすれば、
譬えば北辰のその所に居り、
しかして衆星のこれに共うがごとし。
一般的な意味
それでは一般的な意味を見ていきましょう。
先生はおっしゃいました。「徳を用いて政治を行うとする。それは、北極星を中心としてその周りを星がめぐるようなものである。
渋沢栄一の解説
次に渋沢栄一氏の解説を交えていきましょう。
①為政者(政治を行うもの)と現代政治への警告
・為政者が道徳を務めず、法令刑律だけに従うことを警戒した。つまり、道徳を持って主とし、法律をもって従としなければならない。(道徳を絶対に基礎としなければならない。)
・道徳を基礎とせずに、法律で万事を治めようとするのは本末転倒である。
③現代政治の背景への憂慮
・法治国家は立法院(国会)の同意を得て、法律を制定し施行する。それで自分を許し、世間もこれを許してしまう。
・為政者の地位の立つには権謀術数を用いないと与党になれないのが現実で、その立身の根本がすでに道徳から離れている。
・自己の地位擁護のため自派の人物を要職につけて利益を独占し、党勢拡張や後日の選挙費用捻出に余念がない。
・反対党より攻撃質問が出れば詭弁を弄し瞞過(欺くこと)して恥としない
上記のような人間を立憲政治のお手本としている。
④天皇(皇室)の行動を賞賛
一視同仁(誰も差別をせずに平等に見ること)の徳沢を垂れ、道徳を本意としている。「衆性の北辰に向かう」とはこの事、である。
『鴻基の天壌と窮まりなきところ』(大きな事業の基礎がしっかりしていて永遠に続くこと)である。
⑤日本の道徳教育の欠如
・為政者も国民の一人であるから、国民一人一人の道徳が高まらなければ、為政者自身の徳も高められない。
・国民の道徳教育は政府の責務であり、また今日の教育は知育一方に偏って徳に対する教育をなおざりにしてしまっている。
・欧米は普通教育の科目に神学科があり、宗教や正義人道に関する精神的教育が大いに重要視されている。
・現在の日本は欧米の物質文明だけを追い、国民の道徳が低下し、為政者の精神が賤しくなっているのは当然である。
・物質文明に走りすぎて、国民全体がうんざりしている。これはまるで湿地を嫌い、さらに低いところに行こうとしていることと同じである。
まとめ
・政治をするときに、道徳を根本として行えば、人民は心から喜んで従い、また周りの国からも賞賛される。
・会社の経営、学校の管理、一家の維持も皆同じで、道徳に基礎をおかずして、必ず世間は信用しない、そして物事に行き詰まってしまう。
結論:
上の立場に立つ人は、知識よりまず第一に道徳を大事にし、それを磨いていくようにすること
また、ルールや罰則を儲けるのではなく、徳を持って下のものに接するように心がけるよること。
そうすれば部下の人は自然とあなたに信頼を寄せてきます。
参考になったか?
例えば、何かに困っている子がいたとしよう、
困ってそうだったら、
どうした?
的な声かけを行ってみることじゃな
と声をかけるじゃろ?
それと一緒じゃ
アメとムチを正しく使い分けるのじゃ
そこはきちんと叱るべきじゃ
人としての上司を意識して、愛を持って接すれば、必ず下のものは慕って来るぞ
仕事としての上司ではなく、人としての上司かあ
なんか納得したわあ、
やってみるよ‼︎